自分のblogなので、自分のAlbumについて書いても良いだろうと思って備忘録の意味で書いてみようと思いました。
当時、音楽から遠ざかって25年くらいだったのですが、FaceBookを通じて高校時代の仲間や恩師とバンドを組むことになったこともあって、改めて自分の作曲も復活しようと考えて作った最初のAlbumなのです。
途中、きっかけがあってProphet'08を購入し、合わせてローランドのオーディオインターフェイスを導入したことで、頭の中では昔のスタイル（以前はPCでデータを作るといってもあくまでMIDIデータだけでそれをインターフェイスを通じて外部の実機を鳴らしていました）からの転換は出来ていたのですが、なかなか時間がなくて結局、Prophetも置物状態でした。
しかし、このアルバムを作る頃にアマチュアの自分がサブスクの音楽配信ができる、ということを知り、もう情熱が止まらなくなったわけです。
この最初の作品"Knock"と二作目の"Forever"はほぼ同時期に作った曲をアルバムの内容に合わせて編集しています。
① Knock
この曲は僕が中学3年生くらいの時に作曲した曲です。当時のタイトルはちょっと違っていたのですが、ベースラインから作った曲でまだ手が覚えていた事もあって割とスイスイ作ってしまいました。
シンセサイザーは殆どArturiaのモノを使っていますね。Drumは多分、calkwalk付属の無料Drumだったと思います。
② Be Strong
この曲は僕が高校生の時に作曲した曲のアレンジです。当時の曲とはかなり曲調が違いますが、Aruturiaのオーバーハイムのベース音がとても自分の印象と合っていてそこからスイスイと出来てしまいました。
Vocalは自分でやっていますがあまり人前で歌うレベルではないので、ディストーションをかけてなんか歌ってるように聴こえるように作りました。
③ It Brings Forth Sin
この曲はこのアルバムを作っている期間に作った曲です。ギターを使った曲を書きたくて作ったのですが、ギタリストは居ないし、ギターはZo-3しか持ってないし…ということで、自分の曲なのに一生懸命練習してZo-3でジャーンと弾きました。
イントロで使っているベースはフリーのKairatuneです。このシンセはよく出来ていてその後も結構使うことになります。
なんとなくオーケストラっぽいサンプリング音はBlofeldで作った音です。オーケストラのWaveが入っておりそれを使って自作しています。
④ Get Out
この曲はアメリカの伝道者であるジョンラミレス師のメッセージにインスパイアされて作った曲です。声は自分なのですがローランドのVT-4で加工して歌っています。
ベースはフリーの音源Ample Bassです。だいたいエレクトリックベースが欲しい時はほぼこのpluginで済ませています。
この曲のソロはProphet'08で作った音にディストーションをかけました。かなり気に入っていて別の曲でもこの音色を使った覚えがあります。
GlithにはGlith Bitchを使っています。名前はヘンですけれども効果抜群のpluginです。
⑤ To Every Thing There's a Season
これは好きな人が聴けばすぐ分かると思いますが、YMOみたいな曲を作りたくて作りました。音色もかなり寄せてProphetノイズも自作し、リズムも808のエミュレーターを使って作っています。
歌詞やタイトルは聖書にあるキングソロモンの格言からインスパイアされて作っています。
僕の曲は制作した後はBandlabで一番最初に公開するのですが、この曲がきっかけでスペインのJordiというおっさんと仲良くなったんです。
まだ実現していませんが、彼は素晴らしいシンガーで僕が曲を書いたら100％歌うと言っているので楽しみにしています。
⑥ I can't stop loving you
これは学生時代に書いた曲ですが、アレンジはレックス・オレンジ・カウンティにかなり影響を受けました。
この曲は思い切って自分で歌ったのですが、当時はまだMelodyneを持っていなかったのでかなり音が外れているので聴くとかなり恥ずかしいのですが自分の曲なので仕方ないな、ということで…。
この曲も殆どArturiaで作っています。
という訳で1stアルバムについて書いてみましたがなにかの参考になるのかならないのかは分かりませんけれど、割と使用した音源まで公開している人は少ないと思うのでフルオープンで語らせて貰いました。